地図より


山口県岩国市の国道2号線Googleマップに、誰が作ったのかバス停跡なるポイントがある。2号線沿いでは装束町1丁目・装束・栄橋が該当し、付近には他にもバス停跡ポイントがある。いずれも岩国市営バスが通っていたが、いわくにバスに民営化されたと同時期の15年頃辺りに無くなっている。


ストリートビューだと、バス停跡のはずなのに、2020年でもバス停標柱が残ったまま。看板は岩国市営のままで、当然時刻表は無く剥がした跡があるだけ。このような古い中国地方共通バス停は足を埋め込んであるため撤去に手間がかかるものの、バス路線が無くなると大体は同時に撤去される、もしくは看板を外して骨組みだけになる。
今も残るこれらは、いわくにバスではあくまで廃止ではなく休止という扱いのようで、路線図にも休止路線としてバス停名こそないものの、2号線沿いで装束の南にある記念碑バス停から分岐する形で残る。復活でも目論んでいるのかもと思ったが、このうち栄橋バス停跡は、広島との県境に架かる栄橋の架け替えに伴う道路整備で完全に消滅したのでその可能性は低い。県境沿いには三井化学バス停跡というポイントがあるが、こちらは完全に廃止されたので既に標柱は撤去。