バス停


こちらは大田バスセンターのバス停標柱。田儀線と知井宮・出雲市と書いてあった跡がある。更に波根線と書いてある部分の下には、出雲線と書いてあった跡がある。

標柱の下にある路線図の跡。大田から出雲市までの路線がはっきり書かれており、出雲市から先は松江温泉、大田からも江津・浜田・益田まで書かれている。大田~益田は今も残っているが、もしかすると以前は松江~益田の島根縦断路線があったのだろうか。
大田~出雲市は2ルートあり、まず多伎まで病院や波根を通るルートと通らないルート。通らない方は9号線を直進していたか?もう一つが久村からの分岐で、湖陵町経由と知井宮経由。現在は出雲市になった旧湖陵町は9号線が、知井宮は9号線の旧道が通っており、一畑バス出雲市~小田の路線も以前は現道・旧道経由が存在した。一畑バスの方は現道経由のみが残っており、旧道経由は出雲市から途中の江南までスサノオ観光江南線に引き継がれた。現存こそするものの、現状は一畑バスは一日3往復・スサノオ観光は一日2往復+区間便1往復と、いつ消えてもおかしくない状況でかなり厳しい。
出雲~松江はだいぶ前に廃止になっており、自治体こそ今は出雲市松江市で隣り合っているが、今は合併前の町営バスを引き継いだ各コミュニティバスがかなり途切れ途切れになっているだけ。