撮影写真より


石見交通大田バスセンターにあった古い時刻表。地方のバスターミナルによくある、昔の時刻表や路線図が裏返った状態で残っているパターン。写真を反転すると、平成13年=01年10月当時の時刻表であることが分かる。下は参考程度に現在の時刻表。

01年に無かった路線のうち、川本線は当時中国JRバスが運行していた。
便数は若干減っている程度で、現在は「大田・江津線」となっている国道9号線西方面の路線は、当時は「東部国道線」と名乗っていた。山口線・富山線・大屋線は、便数こそ変わらないが、現在は3路線全便が土日運休。都賀線は10年に廃止。
最大の特徴は、01年当時は国道9号線を東へ行く、出雲市駅行きの出雲線が存在したこと。当時の半数の便+後身となる現在の波根線全便は、出雲市(01年当時は多伎町だが、かねてから出雲・石見の境)に入ってすぐの越堂までだが、07年まではうんと遠くの出雲市駅まで乗り入れていた。但し01年の時点で既に大田~出雲便は平日2往復のみ、日祝運休、土曜は何故か4往復に増えていた。