市バス新車


京都市バス新車第1陣が昨日から順次廃車が発生次第稼働開始。昨年は特別半月早かったが、今年は例年通り2月下旬のスタート。
今年も車種は烏丸がエアロスター・他がエルガという陣営は変わらないが、メーカー側・交通局側双方とも仕様変更あり。エルガはヘッドライト横にLEDが埋め込まれており、光ると非常に目立つ。エアロスターはエアコン形状変更で旧型との見分けがしやすい。
交通局側の仕様変更は、今年からの前乗り正式導入に先行して、前乗り・中乗りどちらでも使えるよう側面方向幕が扉の間に移設し、その下に前乗り用車外スピーカーを設置。市バスの前中扉車の側面方向幕は伝統的に中扉の後ろで、かつて在籍した「大型中扉車」と初代ノンステップバスのみ中扉の前にあった。同じ仕様を在来車に施すには大がかりな改造が必要になるため、前乗り導入路線には優先的に投入されると思われる。
尚、来年の新車からは市バスにもいよいよフルカラーLEDの導入が決まったため、ほぼ国内で唯一導入を続けてきた方向幕は今年の新車が最後。