撮影写真より


京都市バスにいたいすゞ+西工のリフトバス。この組み合わせのリフトバスは何度が導入されたが、この3台が最後のツーステップのリフトバスで、ナンバー6414・6415・6416が在籍した。型式はノーマルと同じKC-LV280Lで、他のメーカーのように「改」は付かない。フロントオーバーハングが長いので、他のメーカーはわざわざストレッチしたところを、いすゞは伸ばすことなくそのままリフトが搭載出来た。
導入から廃車まで20年間、臨時増発便を除き一貫して205系統専属で、よその営業所に移ることなく20年間を九条営業所で過ごし、205以外の循環系統には非常にごくまれにしか入らなかった。後年はリフトの使用を終了し、ただ通路と前扉が広いだけのツーステップバスとなっていたが、つい最近の車両入れ替えで3台とも廃車、速やかに売却された。この3台が消えたことによりいすゞ+西工のツーステップ車は全て廃車となった。