ソルガレオに乗ってウルトラワールドに送り込まれる。奥でルザミーネ登場、ここでリーリエとの親子喧嘩になる。この時の『おこリーリエ』はかわいいとの声が多数。これ以前にも質問に断ったりすると出る。喧嘩は結局決裂、母はウルトラビースト「ウツロイド」と合体し怪物と化す。これと戦うのか…と思いきや、エーテルパラダイスの時と同様トレーナーとしてのルザミーネとの一戦。半分怪物になったもののそこはポケモン、さすがに人と直接戦うことはなかった。手持ちは前回と全く同じだが若干パワーアップしたり技が変更されている。1回目でゴースト相手に止まったキテルグマは逃げなくなったが、やっぱり攻撃出来ずひたすら「いたみわけ」。こちらが回復しても無駄なので、ただひたすら攻撃を当てるしかなかった。同じくムウマージもノーマル相手だとやはり「いたみわけ」しかしてこなくなる。
倒すと脱出。これでは終わらず、「ほしぐもちゃんと旅をしてほしい」とかいう名目で、恒例の伝説強制捕獲イベント。例え倒しても、何事も無かったかのように戦闘前に戻され、しかも経験値は0な上にHP・PPはきっちり減っている(但し図鑑には載るのか、2回目以降はタイプ相性が表示される)。性格が半固定出来る「シンクロ」特性持ちは一応ケーシィがいるものの、かなり面倒だしどうせ使わないので、さっさと余ったスーパーボールで捕まえた。別に要らないのに毎回毎回骨が折れる。
捕獲後、使命を終えたリーリエはアローラと言い残し去って行く。この後はパラダイスの自邸で母の看病に当たるようだが、面会謝絶につき入れない。一方の主人公も、突然現れたクチナシの問いに答えるとカプの村跡にワープ。島巡りのイベントを全て終えたことになるため、ポケモンリーグがようやくオープン。
登山口からエレベーターに入ろうとすると、忘れた頃にやって来たグラジオの不意打ち。絵に描いたような中二キャラで最後までこちらを完全な味方と思っていなかったが、悪い奴ではなかった。終始意味がよく分からなかったNに比べるとまだまともな印象。
EVを上がった先にあるラナキラマウンテンが実質的なラスダンとなるが、大渓谷に比べると大幅に短く、トレーナーもいなければアイテムも殆ど無い。一応作中で氷タイプの出現場所がここくらいしかない程度。
登り切るとリーグ手前のポケセン。ここでやっと技思い出しのおばさんが出てくるので、ガラガラが「シャドーボーン」を覚え、ようやくゴーストタイプやエスパータイプに対抗出来るが、結構鈍足なので果たして戦えるかどうか。奥に進むと、またまた久しぶりのハウの不意打ち。結局手持ちは4体止まりだったが、最後はハッピータイム+おまもりこばんで1万を超える賞金が出るほどそこそこ金持ちになった。
長かったアローラでの旅もいよいよクライマックス。しかし今のレベルで果たしてクリア出来るか一抹の不安。とりあえず突撃する前に、各試練後に出来るようになる各種ミニイベントをこなす。どれも完全ノーヒントなので、イリマとのイベント以外は完全にスルーしていた。このためトレーナー戦ではかなりレベル差が開いてしまい、殆ど勝負にならなかった。
でもどれも中々ユニークで、カキはメガやすのバイトを「生活がかかっている他のパートとは違う」という中々な理由でクビになり、コニコシティの自宅で会ったスイレンには外で戦おうと言われるものの、外といってもかなり離れたせせらぎの丘にわざわざ移動してのバトル。その前に戦った双子の妹もついてきたが、随分と長い移動だったろう。
マリエ庭園では、初代赤緑発売20周年記念で、ハナダのゴールデンボールブリッジを完全再現。台詞は6人目のロケット団までそのまま、手持ちも当時のままでポッポ・アーボ・ニドランなど懐かしい面々が登場。マンキーを除いてアローラ図鑑収録外につきサンムーンでは出現せず、バンクが解禁しない限り見ることも出来ないため、ある種貴重な機会でもある。さすがにトレーナーは一部しか再現されず、ロケット団員は全然関係無いベテランに差し替えられており、最後にはロケット団は何年も前に解散したというネタばらし。今もロケット団という名義が現役なのはアニメだけのようだ。