サンムーン・その5

第1回の大試練・ハラの試練。従来のジムリーダー戦に代わるもので、ここをクリアすることによって他ROM産の個体が命令を聞く許容レベルが上がる他、次の島へも行ける。ここでは格闘持ちにつき、寧ろ格闘弱点持ちが2体もいる現状では中々厳しい。「マケンカニ」のZわざであっさりコイルが即死、最後はオシャマリのゴリ押しで通した。
クリアすると「ライドギア」入手。従来の秘伝技の後継システムで、毎回ライドポケモンを呼び出すシステムにつき一々秘伝技を覚える手間が省ける。最初はケンタロスで、高速移動+岩が破壊出来る=障害物除去の効果。丁度旧自転車と旧いあいぎりを合わせたようなもの。今まで行けなかった場所に入れるので、追加で色々アイテムが拾える。



このままボロのヨットに乗って次の島に行けるが、寄り道が出来るのでまだ移動はしない。新たにオープンしたショッピングモールでは、ポスターの裏にボタンが隠されていたりして、という懐かしのタマムシゲームコーナー内のロケット団アジトのオマージュを話す人がいた。体験版で行けたテンカラットヒルは結局製品版ではストーリーに必須ではなくなり、一応イワンコが捕まえられるが現時点では別に行かなくてもよい。



次の舞台はアーカラ島、カンタイシティから始まる。「ホテルしおさい」は見た目は高級ホテルなのに旅館みたいなネーミングのギャップがたまらないが、内部は1階しか入れないのが残念。相変わらず一本道で分岐点は大体塞がれており、先ず迷わないがこの町も現時点では半分ほどしか行けない。
適当に4番道路で経験値不足のコイルで戦っていたら、新種の「ドロバンコ」相手に即死。カビゴンであっても「じならし」でかなりのダメージを負った。これは使えるのではないのかと思い、ちょろっと調べてみたら予想通り攻撃種族値100と、進化前にしてはかなりのパフォーマンスを持ち、一方で素早さは45と低いが、ダメージを受けるごとに防御が上がる新特性「じきゅうりょく」でカバー。格闘技も覚えるので、弱点が少ないノーマル相手にも強みを持つ。気に入ったので4体目のレギュラー入り決定。捕獲は後日。



オハナタウンでまたもハウが襲いかかってくる。ニャビーはさすがにニャヒートに進化していたがその程度。隣のオハナ牧場で暴れるケンタロスと戦って抑えることになり、試練と同じく捕獲不能の野生のケンタロス相手ではなく、何故か牧場のオッサンとのトレーナー戦・ケンタロスはオッサンの手持ちという扱い。妙に納得がいかなかったが、倒すとライドギアに「ムーランドサーチ」が追加。Bボタンを押しっぱなしにするとムーランドが嗅ぎ始めて落ちているアイテムのありかを教えてくれる、旧ダウジングマシンの代替。走る時も旧自転車並の早さだが、一方で嗅いでいる間は歩き並に速度が遅くなり、反応こそするがどこにあるかははっきり分からないので、見つかるまで延々歩き回る必要があり、これが叢だとスプレーが無いとしょっちゅう戦闘になる。しかも嗅いでいる間はずっとボタンを押しっぱなし。ダウジングマシンは年々使いにくくなっていたが、今回はますます不便になってしまった。
牧場内の育て屋の横にあの「おまもりこばん」が落ちている。「ハッピータイム」との併用が可能なので、賞金が最大4倍と一気に金稼ぎが加速。ジェントルマン・マダム相手(セレブだけにちゃんとゴージャスボールを使っている)に使うとこの段階で万超えも当たり前、若干危なくなるがキャプテン相手にも有効。



6番道路はタマゴ孵化用として今回も一直線になっている廃人ロードだが、まだ入れないので5番道路に移動。スカル団の雇われ幹部ことグラジオと対戦、ここで初めて「タイプ:ヌル」登場。ノーマルタイプなので体当たりしかしてこないが、一撃があまりに痛すぎる。こちらの攻撃でもちっとも減らない、恐ろしい相手。
同じ5番道路のポケセンヨーテリーアマカジを交換出来る。アマカジは図鑑の生息地だと一見5番道路に出現しているように見えるが、実際は5番道路内にあるシェードジャングル(分布マップを拡大すると分かる)。今回発売前から真っ先にレギュラー入りを決めたが、5番道路内といってもシェードジャングルに行けるのはまだかなり先の話。無論こんな人からの個体を使う気は無い。