DQ8・その11

まずはベルガラック周辺の新規モンスター写真クエスト。ここでは人面樹を30体倒すことが条件だが、何故ウドラーでなく格下の人面樹なんだろう?人面樹の初出は船着き場の東とかなり前の段階で、アスカンタ国領辺りが丁度いいレベル。確かに船着き場の頃は相当な強敵だったが、今となっては完全に出る大陸を間違えている。30体倒していると、サザンビークへの境界方面の途中の高台に、桜バージョンの人面樹、その名も「さくらんじゅ」が出現。ピンクにつきかなり目立つので分かりやすい。
尚、この手のクエストはモンスターリストを見る限り、さくらんじゅ以降のページが1体分しかないので次が最後になる模様。



そしてサザンビーク城。城下町・城内ともあらかた漁ったが、妙に小さなメダルが多い気がする。ここでの目的は鏡ゲットだが、そう簡単には譲ってもらえず、名物キャラ・チャゴス王子の試練に付き合わされることになる。じれったいから鏡なんか盗んでしまえとはククールの談。
王子がいると国領内の移動が制限され、リブルアーチへの関所と元宮廷魔術師の隠居周辺へは近づくことが出来ない。とりあえず行ける範囲で敵と戦ってみる。ここでのカモはメガザルロックで、わざと他の敵から倒してメガザルを使わせる。今作の敵の蘇生は新規の敵になるという扱いなので、復活した敵を倒すとその分経験値・ゴールドが加算される。ただメガザルはMPを全部使うため、1体につき1回しか唱えられない。他にも王家の山手前にはまたしてもメタスラ登場、ここでは8体組も現れるが当然倒せるのは良くて2〜3体。
目的地の王家の山はマップ1枚に収まるほぼ平面な場所で、全面屋外でフィールドとほぼ一体化しているがダンジョンに近い位置づけ。移動速度はフィールドに比べてだいぶ遅くなり、パンサーにも乗れない。ここではあのバトルレックスがようやく雑魚敵として登場するが、相変わらずの高威力なのでなるべく会いたくない。しかしこちらを見つけると猛ダッシュで追いかけてくるため足では逃げられず、パンサーは使えないので見つかると最後確実に戦闘になる。PS2版では「ドラゴンのふん」なるアイテムを入手してドラゴンもフンをするのかと妙に感心してしまったが、このフン現段階ではバトルレックスが落とすだけという意外とレアアイテムでそうそう手に入らないものらしく、今回も手に入らなかった。正確には錬金素材だが、用途がチーズしかないのでまず使わない。高い素早さですぐにベホイミをかけてくるメイジキメラもかなり厄介、正直外にいるベホマスライムの方がかなり易しい。
アルゴリザード3体を倒すとイベントが進みフロア内で野宿、翌朝になるとボス級のアルゴングレートが出現。どちらもおたけびでしょっちゅう動きを止めてくる面倒な敵だが、そこまで強くないのでさっさと倒せる。この2種類との戦闘のみチャゴスも最初の1ターンのみ参戦、力は無いが毎回必ず先制攻撃してくるので相当素早いものと思われる。
城に帰還すると既にバザーが始まっていた。これで儀式は終わり…ではなく、闇取引で超ビッグなアルゴンハートを入手、全て王に見られていたとはつゆ知らず、王子は完全に嘘を突き通して自分が戦って入手したと言い切った。これで一応鏡は手に入るが、中々の後味の悪さ。しかも後々エンディングまでしっかり話に絡んでくる。
鏡は宝物庫にあり、他の宝も取れるが、例によってやはり小さなメダルが入っていた。タルからも出てくるこんなものを厳重に守る意味があるのやら…更に呪いアイテムの「悪魔のしっぽ」まで入っている。これまた錬金アイテムでやはりレアアイテムだが、知らない人だと何故宝物庫に呪いアイテムが入っているのかと首をかしげるだろう。
バザーでは店売りよりも強力な武具が揃っているが、能力の上がり幅はせいぜい4〜5ポイント、ダメージにして1だけ変わるレベルなので無駄。世界樹の葉を売る店も、既にどこかの宝箱から葉を貰って持っているためここでは貰えない。



クリアすると、通れなかった関所・隠居方面へ行けるようになる。隠居は行かないと話が進まないので必須だが、関所はまだ通れないので現段階では行かなくてもいい。門番にこちらのパーティ、特にトロデ王の痛いところを突かれてしまうだけので行っても無駄。