DQ8・その21

暗黒魔城都市に乗り込む。下画面のマップが外観部分だとかなり潰れて表示されるので見にくい、更に道も分かりにくい。色々崩れているが一応道なりに行けばちゃんと先に進めるようになっている。大量の本棚にはレアアイテムのレシピ、大量のタルにはレアアイテムそのものが山ほど入っており、いずれも見逃せない。途中ぐるっと回って階段を出現させスタート地点付近に戻るポイントが2箇所もあるので当初分割しようかと思ったが、さほどステータスの消費が無かったのでラプソーン戦まで直行。
一番奥にはループ状になった町がある。進むとどんどん朽ちていくが、引き返すと修復されているのが面白い。最後まで朽ちて牢獄が出てくると階段出現、この間に他では殆ど出ないギガンテスを倒しておく。
最下層、階段やら石像やらでド派手に飾られたフロアにラプソーンの第一形態、通称プチソーンがいる。使ってくるのは恒例のイオナズンメラゾーマ・凍える吹雪に波動。そんなに強くない印象だが、ちょくちょく繰り出す痛恨と連続で出してくる妖しい瞳のコンボが地味にきつい。痛恨はほぼ400ダメージ前後で、現在のパーティでは主人公以外はほぼ即死級。そこに強制催眠をかけられると2人も動きが封じられ、更に次のターンで先制を食らうと…派手ではないが徐々に体制が崩されていく。
倒して記念撮影を済ませると、崩れゆく魔城から脱出…といっても別に制限時間は無いので普通に引き返す。無論タダで逃げられるはずがなく、所々でボス戦が入るが、どれもプチソーンに比べると全然大したことのない連中ばかり。折角なので、このうちこちらを模した石像との戦いは少し様子を見ることにした。こちらのパーティは変えられるが石像の方はオリジナルの主・ヤ・ク・ゼのまま、どれも石像なのでアクションの自由度が低いのに、動きがそれぞれのメンバーの個性がちゃんと出ていて面白い。ヤンガス像は当然打撃のみだが、あとの3体は呪文を使うものの、こちらがマホカンタを張っていても普通に唱える。ゼシカ像はメラゾーマをわざわざ張ったメンバーに当ててくるくらい頭が悪い。しばらく様子を見ていたら、体力が低く呪文ばかり使うゼシカ像は結局マホカンタだけで倒してしまった。
脱出すると魔城はラプソーンに飲み込まれてしまい、そのまま第二形態、通称デブソーンに進化。今度はオーブを集めることになるが、各オーブは賢者の末裔終焉の地にあるので、ここで貰える山彦の笛なんざわざわざ使わなくても普通に回収出来る。レティスの足元には、同じ言葉を繰り返す巫女も配置されるといった、笛といいオーブといい3リスペクトの姿勢はオリジナルのPS2版そのまま。3というよりレティスラーミアなのでラーミアリスペクトといった方がいいか。



これ以降、大聖堂周辺を除く各フィールドの出現モンスターが変更され、闇の敵や魔城に出現した敵が割り込んで出現するようになる。これを異変後という。FFでは終盤にフィールドの敵が変わることはちょくちょくあるが、DQではあまりない(7の場合はエンカウント0の状態から終盤になって初めて敵が出るようになるので少し事情が違う)。それでもレベルが上がっていると普通に逃げていくし、ドラキー系やタップデビル系のようにレベル関係無く追ってくる敵は相変わらずなのであまり関係ない。