撮影写真より



大阪市営にいたエルガミオCNGノンステップ、04年の導入直後の撮影。この時は局番14-0512〜0517の6台を導入、大阪市営のいすゞ中型車は20年ぶりの導入だった。当時エルガも2台しかいなかったため、この顔自体が大阪市内ではかなり珍しかった。エルガミオCNGは翌年も導入され、通常の緑ラインのディーゼル仕様が入るのはもう少し先のことになる。
郊外路線でよく使われたが、充填施設閉鎖などで使いづらくなってきたため、数年前に10年足らずという異例の早さでもう廃車。通常CNGバスはボンベ耐用期限の15年まで使い倒すことが多いが、これに関してはまだ余裕があるからかCNGバスとしては珍しく中古車として売却、6台全てが近場の京都急行バス(プリンセスラインバス)に移籍。おなじみの赤一色+メッキホイールキャップの派手な姿に生まれ変わったが、車内はほぼ大阪市営時代のまま、車いすマークも流用。しかし実際に運用で使われていたのはうち2〜3台程度、更に直後の電気バス大量導入後はあまり使われなくなり、1台がたまに見かける程度。