またこの季節がやって来てしまった。初の2年連続大阪開催となった今回は堺。比較的駅近のロケーションで結構行きやすい方だったと思う。
で、出展車リスト。例年以上に初参加の事業者が多く、南海りんかんバスも車両のみだが3年ぶりに登場。一方でしずてつジャストラインは自社イベントに専念したためか、少し前に出展をキャンセル。展示予定地が1台分空いていたのはこのため。又参加者が多いためか全事業者1台のみの出展で、出展以外のバス車両も無かった。関西外の事業者のブース出展は、例年の全但バス・東京空港交通・はとバスに続いて神奈中バスも神奈中商事名義で初出展。
先ずは初出展を除く導入2年以内の新車。順序は50音順。
次に新車ではないが初めて持ってきたユニークな車両。
そして初出展事業者。
恒例の面子。
増えた分は単純に初出展の分。今回も相変わらず新車や毎年同じ車が多めだが、UDのバスが遂に出展0になってしまった。既にバスから撤退してから久しく、これも時代の流れ。前回バスまつり直前に登場した新型エルガ・
ブルーリボンは既に5台と勢力の拡大ぶりが顕著に。今後更に増えていくものと思われる。
今回幹事だった
南海バスは近年無かった廃品を出品。下電は今年も廃品大量、反面江若の廃品はほぼ無し。人気の
大阪市・
京都市は前回の反省なのか、どちらも一番端に設置し列を作りやすくする策を取った。バスコレを先行発売した
三重交通も同じ。
大阪シティバスはまだ廃止もグッズも殆ど無いことから、ブースは事実上PR兼ゲームコーナーとなっていた。旧
尼崎市営のスタンスを引き継ぐ
尼崎交通事業振興もあまり売るものが無く、市営時代に好評だった面白LED撮影会もやらなくなってしまった。
一応今年はスルッとKANSAI20周年だが、特にそのような看板も無く基本は例年通り。寧ろ今度の1〜2年で
スルッとKANSAIカードが無くなりブランドも消えるため存続そのものが微妙なところだったが、ひとまず来年も開催するとのこと。但し冠は変わる可能性があり、
スルッとKANSAIブランドで展開していた近畿外版の2day3dayチケット・広報誌Asobonは既に廃止が決まっている。

今回は初めて芝の上での展示。
京阪京都交通は例年の最新車とは一変、旧
京都交通時代の方向幕車を持ってきた。わざわざこの日のためだけに幕を作るという気合いの入れよう。LEDならデータ追加が簡単なので限定表示は珍しくないが、幕の限定表示は追加に非常に手間が掛かるので、存在自体がとてもレア。今や珍しくなった幕撮影会は大量の撮りバス勢がシャッターを切っていた。

東海地方の事業者としては初参加となった
三重交通、はるばる伊勢から神都バスを出展。この日のためだけに
大阪府内の乗り入れ許可も交付したが、さすがに標章を貼ると雰囲気が崩れるからか提示してあるだけ。ちなみに協議会の加盟自体はかなり前。今年になってバス停看板を一斉に変えたことから、予想通り旧看板が大量に売られていた。

恒例の撤収・退場。一部の事業者は普通に通常の運行で使う行先表示を点灯。知らない人が見たら果たしてどう反応するのやら。