DQ7・その13

大地の精霊復活編。ぱぱっと精霊像に行って奥で精霊を倒すだけ、と思っていたがそうはいかず、精霊像に入る前に鍵を入手するため敵に襲われる三バカを救出しなさなければならない。このうちの一体に「おばけヒトデ」がいるのだが、何故こんな序盤も序盤、船を手に入れて最初に遭遇するような敵が抜擢されたのかがよく分からず、全然ボス敵という実感が無い。当然雑魚のおばけヒトデとはステータスが異なるが、それでも弱い。
鍵を入手して精霊像地下へ。顔をかたどった宝石4つを集めなければならず、しかも普通にやっていても2つしか集まらない。残りの2つは折角なので攻略サイトは見ずに自分で考えようと色々試行錯誤した末、入口の足下にあるヒントを解釈し(棺桶のある部屋で全ての棺桶を閉じる・顔の像の前で一定時間待つ)ようやく手に入れることができた。が、集めても何も起こらず、よく分からないままシャーマンのいるオアシスに行くとイベントが進み精霊復活。いよいよバトルかと思ったらそのまま去って行って拍子抜け。どうやらかなり後、裏ダンジョンで実際に精霊と戦う場面と勘違いしたようだ。


次は風の精霊。ここは旅の扉が神殿の一番奥とかなり不便な場所にあるため、風の塔まで進んだ場合途中で転職しようとなると一々神殿〜フィールド〜聖風の谷〜フィールド〜風の塔と往復しなければならず、相当時間がかかる。ルーラのありがたさが実に身にしみた。
ここも当初は風の塔の頂上で戦うのかと思ったがそうはいかず、頂上から始祖たちの村を経て更にキーアイテム「風のローブ」を求めて風の迷宮に進まなくてはならない。風の迷宮の3D構造はPS版とほぼ同じで、相変わらず何度も向きを変えたり穴に落ちたりしないと先に進めないため、結構頭を使う。さすがにここでのシンボルエンカウントは技術的に難しいからか、海と同様PS版と同じランダムエンカウントを採用。しかしそれほど敵と遭遇することもなく、ボスのオカマ・ネンガルを倒してあっさり風のローブをゲット。また長い道のりを歩いて神殿に戻り、精霊像にマントを着せて風の精霊ことギャル復活。通常はイケメンがいないと仕事をしてくれないらしいが、今回は緊急事態ということで手を貸すこととなった。ここでも結局戦闘はなし。このまま帰って船に乗り込むと自動的にイベントが進んで水の精霊復活、そのまま神ことデミーラとクリスタルパレスことダークパレスが正体を現す。


これ以降はもうダークパレスに突入してデミーラを倒すだけなので、従ってそのセーブデータでは以降のストーリー展開もなく人々の台詞も変わらない。神の正体が判明すると、全世界のほぼ9割の人々は魔王に対しておびえるコメントしか言わなくなってしまい、その陰気さも相まって全く面白みが無くなる。個人的に7の嫌いな部分の一つでもある。
仕方ないので、熟練度稼ぎを兼ねて手つかずだった石版ダンジョンに入ったり、裏ダンジョンに入るための石版を回収したりとサブイベントを色々こなす。