撮影写真より


松本・浅間温泉付近の潰れた駄菓子屋っぽい廃屋にあった幕。どちらも今や懐かしい、レーザーディスクプレーヤーとLCDゲームが当たる昔の懸賞の宣伝。
プレーヤーの機種は初の国産プレーヤーであるパイオニアのLD-1000で、当時の価格で20万円以上。「絵の出るレコード」というコピーからかなり初期らしく、恐らくこれが発売された81年末〜82年頃の懸賞と思われる。華々しく登場したものの画質以外でビデオデッキに勝てる要素がなく、カラオケとマニア層にウケただけで、ビデオ以上に殆ど勝ち目がないDVDが出るとそのままフェードアウト。今やディスクもプレーヤーも全世界で生産を終えたため、そう簡単に入手することすらできなくなった。
下のLCDゲームも、まだファミコンもなかった80年代初期当時に「ゲーム&ウォッチ」を中心に流行った。こちらはどこの機種なのかは不明で、現存しているかすら怪しい。