思いっきり昨日の続き。尚、わずかに接している三重県との県境を越えるバスは存在しない。
京都府⇔滋賀県
石山駅から宇治田原町の維中前バス停までの路線で、全日小型バスが一日2往復のみのローカル路線。京都市以外から滋賀県内に入る路線はこれしかない。石山駅からは他に一日3往復の95系統小田原行きもあるが、こちらは県境直前までしか行かない。昔は天ヶ瀬ダムから宇治駅までだった。維中前からは新田辺や宇治方面へ乗り継げる。
※20年10月末を以て全線廃止。滋賀県内は京阪バスで代替するが、京都府内は毎月13日に県境付近にある猿丸神社の祭礼時のみの運行に縮小。
京都府⇔兵庫県
園部駅から篠山市の福住までで、一日5往復のJRバス代替路線。路線名を園篠線といい、その名の通り国鉄バス〜JRバス時代は園部駅から篠山口駅まで直接結んでいた。もう半分の福住から篠山口までは神姫バスが通っており、現在でも福住で双方に乗り継げるダイヤとなっている。
旧三和町営バス。市の三和支所(旧町役場)がある千束からアルパインホテルというところまでを結ぶ。一日7往復だが日祝は全便運休となる。千束停留所へは園部駅や福知山駅からJRバス園福線、アルパインホテル停留所からは神姫バス篠山口方面行きが接続している。但しどちらも乗り継ぎを考慮したダイヤにはなっていない。
文字通り豊岡駅方面から久美浜駅までの路線。一日5往復で日祝は1往復(久美浜発は2便)減る。ほぼ全区間が北近畿タンゴ鉄道宮津線と並行。久美浜駅からは丹海バスで峰山方面に乗り継ぎ可能。
※21年5月16日を以て豊岡市内のみに短縮。京都府側の代替路線はないため、乗継ぎは不可能になった。
京都府⇔奈良県
けいはんな線学研奈良登美ヶ丘駅から祝園駅への路線。経由地の異なる2路線があり、どちらも日中30分間隔だが、交互にはなってないので両方合わせても最大25分の待ち時間となる。
いずれも近鉄高の原駅発着の路線。21系統の兜台5丁目は駅からあまり離れていない団地、木津川市のコミュニティバス・きのつバスは木津駅や木津川台住宅など全て木津川市内。梅美台行きの梅美台5丁目も団地内。高の原駅のすぐ北に県境があるためこんなに多い。しかしいずれの終点も乗り継げる路線・便数が少ないか元から存在しない。便数も21系統以外は少なく、梅美台行きは平日朝夕のみ。
全てJR奈良駅発、近鉄奈良駅経由。109・111系統は旧加茂町の加茂駅、108系統はその途中の南加茂5丁目、153系統は州見台八丁目行き。109+111と153はまあまあ多め、108は朝夕だけ。加茂駅や州見台からは木津方面へ乗り継げるが便数が少ない。州見台は先述の高の原〜梅美台も経由する。
木津駅の西にある木津バス停から国道24号線経由で近鉄奈良駅へ向かう。国道24号線の県境付近はこの系統のみが経由し、運行は土曜の朝に奈良行きのみという、文字通りの免許維持路線。