撮影写真より


関東バスの吉祥寺~お台場の短距離高速バス。土日限定2往復で、井の頭線高井戸駅を経由し、お台場側は台場駅のグランドニッコー・国際展示場駅有明ガーデン。大江戸温泉やヴィーナスフォートも閉館するまで経由していた。深夜バス用の車両を使っていた初期の頃は、湾01なる系統番号が付けられていた。
最近まで初代セレガが使われており、後継のセレガRですら首都圏では殆ど見かけなくなった中、高速バス用としては首都圏最古参級の車両だった。遂に代替されたものの、置き換えたのはホイールナットが8穴の初期エアロエースで、これも15年落ちと今となっては十分古く、やはり首都圏の高速バスではもう見かけない車両。しかも中古車で、当時の小田急箱根高速バスで新宿~箱根を往復していた。担当する武蔵野営業所に因んでか、「・634」の希望ナンバーを、しかもバスではまだまだ少ない全国版の汎用図柄ナンバーで取得。
片道880円は、中央線と埼京りんかい線経由より150円、井の頭線と埼京りんかい線経由より190円も高いが、電車は当然直通なんて無く乗り換えが必要なところ、バスは直行+必ず座れる。事実上の特急代といったところか。