京都バス17系統で京都駅~烏丸松原間から大原方面へ向かう場合、均一区間境界となる花園橋を過ぎると、いきなり運賃が230円から370円に跳ね上がる。花園橋から次の三宅八幡までは、地図の通り歩いて10分程度。歩道は一部非常に狭いが、京都駅~三宅八幡間を利用するなら、差額140円のためなら歩く選択肢もなくはない。
花園橋含む岩倉地域は'16年に均一区間入りし、境界は高野玉岡町から花園橋に移動したが、運賃の加算計算は現在も高野玉岡町から行われ、高野玉岡町~花園橋間はいわば水面下で運賃が上がっているため、花園橋を過ぎると突然上がる。逆方向の京都駅行きは、大原発の場合は最初から上がっていくので特に影響はないが、境界付近の八瀬駅・三宅八幡~花園橋は170円だが、花園橋を過ぎると230円に上がる。但しこの区間はバスに乗るにはかなり短い区間、更に叡電も並走しているのでバスの利用客がいるかどうかは微妙。
同様の事例は京都バス32系統やJRバスでもあり、32系統は出町柳から市原上野中を過ぎて二ノ瀬に向かうと230円から410円に急増・JRバスは京都駅から栂ノ尾を過ぎて夫婦橋に向かうと380円になる。しかしどちらも花園橋~三宅八幡よりも距離がある上に山間部で歩道もなく、32系統は一日3往復しかなく、夫婦橋は山の中で何もない。