撮影写真より


ミヤコーバスのナンバー1966(KC-MK619J)。非常に分かりやすい名古屋市交通局の中古。カラー以外は殆どそのままで、前方向幕も系統幕を黒いシールで塞いだだけ。なので他の幕車と前幕のサイズが違うわけだが、それでもわざわざこのサイズで作っている。ミヤコーバスには名古屋市バスからUD以外の3メーカーの中型車が移籍しているものの、所属がバラバラなので幕の融通も利かない。同時期に親会社の宮城交通に移籍した元名古屋車は全てLEDであり、寧ろ特殊サイズの幕の方が高コストな気がする。
前輪の横に補修したような跡があり、そこから名古屋時代の青いカラーが染み出ている。震災の少し後に移籍してきたので、もう宮城も結構長い年数になる。一部は廃車が始まっており、恐らくこの先もそこまで長くない。