DQ8・その9

ハープを取り戻し意気揚々とトロデーン城に戻ってきたが、何も起こらない。それもそのはず、月光が無ければ異世界への扉は開かれないので夜にならないと話が進まない。
イシュマウリにハープを返還すると、例によっていきなり船のところにワープ。ハープと姫の歌声で水が湧いて遂に船浮上…なのだが、この時のムービーのゼシカは普段着を着ているにも関わらず、反映されておらずデフォルトの恰好。このムービーではメンバーが浮き上がったり泳いだりと本来行わない特殊な動きをするので、通常のリアルタイムではなく予め別撮りで作っておいた動画ファイルでも流しているのだろうか?BGMもこの時のみ、オーケストラではなくPS2版を思い起こされる内蔵音源。



とりあえずこれで船が手に入り、行ける範囲が急拡大。8では浅瀬が無いので最初からいきなり外海まで行けるが、その代わり岩山や崖に囲まれた大陸が多いので、そこまでどこでも行けるというほどでもない。とりあえずはすぐ近くにあるメダル王女の城に寄港、早速メダルを渡す。8のメダルは特に多いため、景品のノルマも最低25枚からといきなり多い。今回の景品も天罰の杖・神秘の鎧・奇跡の剣といったおなじみの面子が揃っている。
海上は敵もそこそこ強く、特に大王イカとクラーゴンはタフ且つ高威力という難敵、クラーゴンは死者が出てもおかしくないほどの破壊力…なのだが、DQイカは即死に弱いという伝統があるので、今回もザラキで簡単に一掃。



行動範囲が広がるということはそれだけ敵も強化されるということで、ここでまた装備を見直すことにした。パルミド以降まともな店が無く、主人公の服装は未だに青銅の鎧。これではとても今後の敵についていけそうにない。
先ずは錬金で作れそうなものを探してみたら、ククール向けに「エロスの弓」と「ブロンズキャップ」があったのでこれを作り、ゼシカククール向けの盾に「ホワイトシールド」も作る。錬金には「ライトシールド」と「おいしいミルク」2本が必要だが、シールドは後々買いあさり、ミルクは各地で結構集めていた。ヤンガスが使う斧は、パルミドの闇商人の店での取引を繰り返して「さんぞくのオノ」を手に入れ、早速鉄のオノを代替。残りについては、サザンビーク聖地ゴルドサヴェッラ大聖堂の武器屋防具屋で調達、ライトシールドも同時に買う。長らく使ってきたゼシカの普段着も、とうとう店売りで軽減効果を持つ「魔法の法衣」が出てきたので、前衛とのダメージ差も激しく継続が相当厳しくなってきたこともあり、これ以上の使用を遂に断念、上記ムービーを除くと船着き場以来のデフォルトに戻る。
ただ武器屋防具屋があるいずれの箇所も船の発着所からは遠く、また敵は海上より更に強いためかなり危険度が高い。そこで活躍するのが、青宝箱から出たっきり貯まっていた新アイテム「魔物の香水」。使うと敵に発見されない、しかも聖水・トヘロスと違い強敵にも有効。本来は写真クエストで使うものなので、完全に違う使い方だったがかなり重宝した。
この強化により、攻撃力は10〜20、守備力に関しては30〜40の大幅アップに成功。所持金も元々かなり貯まっていた上に、そもそも最近の支出が宿代とバトルロードの参加費だけだったので余裕で買いそろえられた。