DQ8・その8

トロデーン城に行けるようになったので、同時にスライムをスカウトすることが可能となり、これによってバトルロードがいよいよ解禁、コロシアム内に入ることも出来る。バトルロードをやってみたいかというモリーの問いに何故か拒否出来るが、勿論ここはやることに。しかし最初のパーティであるスライム・プチアーノン・さまよう鎧ではせいぜいランクGにギリギリ勝てるか勝てないか。使い物にならないので全員すぐクビ、代わりにバトルレックス・人食い箱・デンデン竜を加入。バトルレックスは超序盤からの登場ながら、レベル30に近い今もなおはやぶさ斬りで90ダメージも食らう強敵につき倒すのに結構苦労した。人食い箱は連続攻撃が驚異的、しかも痛恨も出る。デンデン竜は初期段階から加入出来るにも関わらずHPが500を超えるタフネス。彼らを使うと下位のランクは余裕余裕で飛ばせるが、調子に乗って上のランクに挑んでしまうと、バトルレックス・デンデン竜ともに使える燃えさかる火炎が最早火力不足、人食い箱のギラなんて完全にハズレ行動、これらが嵩んで厳しくなるが、大体ランクC〜D辺りまではいける。出場は一々有料だが、その分景品も色々貰え、ゼシカに有効な「ごうけつのうでわ」も出る。同じくゼシカ向きの「バニースーツ」なんてのも貰え、現在もまだゼシカが装備している普段着との守備力差は35、被ダメージにして8.5。呪文・ブレス耐性が無いだけまだ一応目を瞑れるレベルだが、このダメージ差は結構大きい。
コロシアム内は、本来は入会料20万ゴールドということで観客は金持ちばかりだが、観戦しているホビット辺りはどう見てもそんなに金を持っているように見えない。バトルの前後で喋る司会にそっくりな人物がコロシアムを背にして複数立っているが、話しかけても無言のち職務中なので話しかけるなと言う。立ち方からして観客を見張る警備員か何かだろうが、恰好的にあまりそうには見えない。尚、この司会とモリー共々、キャスティングは嘗て存在したアーケード版バトルロードと全く同じ。



次に、トロデーンでの新規モンスター写真クエスト。ここでは「ベロニャーゴ」を30体倒すことが条件だが、トロデーン地方はトラペッタ地方の敵も出るということで、同族の「しましまキャット」も出る。ベロニャーゴの方が色が濃いのだが、比べなければほぼ同じなので区別がしにくい。ベロニャーゴは寝ていることが多いので倒しやすいが、いざ起きるとラリホーマで逆にこちらを眠らせてくる。30体倒してどこかの建物に入り直すと、教会の真っ直ぐ東に金メッキの「ゴールドニャン」が出現。こちらは眠り攻撃で意識を奪おうとしてくるが、下手すると簡単に全滅するモリーサタンに比べると難易度は大幅に低い。倒すとゴールドだけに777ゴールドが手に入り、再出現に必要な建物の出入りも近くに教会があるので比較的稼ぎもしやすい。



ストーリーの方は、とりあえずルイネロの占い経由でアスカンタへ。ハープはここにあるが、既に略奪のあと。王は兵士を手配すると言ったが、ここは仲間の言葉通りそんなものは無視して自分達で奪還しに行く。地下トンネルはこの先のモグラのアジトと同じ敵が出現しそうに見えて、唯一おどる宝石だけアジトには出ない。先に進むとフィールドを挟んでアジトがあり、ここは何故かルーラには登録されない。
アジトは珍しく入口から最奥のボス部屋まで画面切り替わりなしの完全シームレス。モグラだけに「いたずらもぐら」「キラースコップ」がうようよいる、しかも体色が似ているので暗い洞窟の中では殆ど見分けがつかないが、どちらも強くないのでさほど影響は無い、特にいたずらもぐらの方は本来かなり序盤の敵なので、今となっては殆ど相手にならない。問題はボスのドン・モグーラ、近づくと早速下手な歌を披露してくれるが、この歌もオーケストラで再現されているので、あまり下手なようには聞こえないが、綺麗でないことは確か。もう一度聞きたいかと言って何度も聞かせてくれるが、拒否すると怒って即戦闘。メダパニーマメダパニダンスと同じ全員混乱の効果がある「芸術スペシャル」が極めて強力で、数少ないPS2版のプレーの記憶でもここでかなり苦戦したことを覚えている。混乱しても地響きを食らうと一気に覚めることもあるが、ダメージが結構大きいのであまり安心は出来ない。そこで、さきほど組んだバトルロードのチームを「チーム呼び」で召喚。バトルロード本戦同様の激しい攻撃を繰り出し、更に芸術スペシャルも一切効かない頼れるナイスガイだが、3ターン限定なのであとは自力で耐えるしかない。