満を持して18きっぷの王道ルートである関西〜東京間を往復で利用してみた。往路は東海道本線経由のルートで、いつも通りずっと電車に乗りっぱなしでは面白くないので時々並行するバス路線を利用している。
京都→米原
始発列車のため新快速ではなく普通。始発の段階で早くも結構多くの人が乗っている。米原では敦賀方面の列車にも乗り継ぎが出来、これを使えば湖西線経由の始発を使うよりも遠回りでありながら1時間早く先回り出来る。
米原→豊橋
10分の待ち合わせ。米原に着くやいなやこれに乗るためのダッシュが発生。大半が米原〜大垣間だけの運行の中、これはあまり多くない名古屋方面直通の列車。岐阜より新快速になり、ここから朝のラッシュ時と重なってかなりの混み具合になり、名古屋でピークになるものの次第に減っていった。
豊橋→鷲津
米原〜大垣と同様、全列車各停になり区間列車の数も多い豊橋〜浜松間。列車到着前から豊橋駅のホームは結構な人数の列が出来ており、乗り込むとさきほどの新快速とあまり変わらないくらいの混み具合。途中の鷲津からバスを利用するため降りる。
鷲津→浜松
ここから遠鉄バスに乗車。大半の便の運転区間は弁天島・舞阪〜浜松間で弁天島より西からは2時間に1便程度しかない。新居町で国道1号線に合流したらそのまま直進…と思いきや舞阪町の漁港エリアに寄り道してから旧東海道を走行。街道らしい松並木を通る区間もある。
浜松→豊田町
ここも遠鉄バス。浜松駅から一旦南下し掛塚地区を通ってから北上し豊田町駅へと向かう路線。最初は順調だったが、バイパスとの交差点手前で渋滞に陥る。丁度この交差点で車の横転事故が発生したためで、血が付いていたので結構な重傷だと思われる。これで遅れたことが影響し当初予定していた列車に乗れず、以降のルートを若干変更。
豊田町→掛川
豊田町では20分待ちだが、住宅以外殆ど何も無いところで暇なので、先に来た掛川までの区間列車を利用。結構多くの人が掛川まで乗っていたが駅から出る人はあまりいなかったので、大半が更に先に向かう人だと思われる。
熱海→小田原
ここからJR東日本エリアとなるため雰囲気ががらっと変わり、一気に首都圏に来ている感が強くなる。列車も殆どが東京駅まで直通。観光帰りの客が多い中小田原で途中下車。
小田原→国府津
再びバスを利用。今度は箱根登山バスの国府津行きで、ほぼ全区間で国道1号線を直進。時々看板がある東京までの距離も100kmを切り、段々東京が近づいていることが実感出来る。国府津から先もバスを利用しようとしたが、大磯で渋滞していることもあり断念。
横浜→新宿
都内の到着駅は以降の予定を考え、より便利な新宿へ向かうことに決定。横浜から新宿・池袋方面へショートカット出来る湘南新宿ラインを利用し30分ほどで到着、山手線内では快速運転ということもあり、横浜新宿間の意外な近さが実感出来た。寄り道のため新宿到着は京都を発ってから14時間近くも立っていた(休憩なしの直行だと約8時間)。