京都市バスの西工58MCリアビュー比較

市バスに大量に導入された西工58MC。20年以上眺めていたので今やぱっと見でシャーシメーカーが分かってしまうが、改めて4メーカーをたまたま撮っていた写真で特徴を見比べてみることにした。…といってもやっぱり4つとも素人目には全く同じ、しかもこの3月までに大半が廃車になって消えるわけなのだが。
車両は一応いずれも現存する95年式で統一。ちなみに大半の特徴は他の事業者の58MC/96MC(大体KL-代まで)にも一部当てはまるものもある。

日野(6245)テールライト位置が他と比べ若干低い。テールライトの間に蓋あり。エンジン開口部は運転席側のみサイドに回り込んでいる。



ふそう(6286)切れ込みが無いバンパーは位置がかなり高く、相対的にリアの面積が狭い。マフラーはよく見える上にテールパイプが丸い(他は平型)。エンジンリッドのうち広告枠の裏部分に出っ張りがある。エンジン開口部はドア側のみサイドに回り込んでいる。



いすゞ(6222)ナンバー照射灯が左右に2つ付いている(他は上に1つ)。バックランプが独立している。「乗降中」表示の上に蓋あり。



UD(6255)いすゞとかなり似ているが、ナンバー照射灯は1つだけで、その上にスピーカーあり。エンジンリッドもいすゞよりも微妙に幅が広い。マフラーや牽引フックによるバンパーの切れ込みが無い。