本物の千本桜は吉野にある

盗りバスによる方向幕泥棒事件。2本計60万円相当を窃盗と報じられていたが、要するにあの方向幕1本が30万円ということになる。イベントでは大体5000円〜数万で売られており、結構高いと思っていたが、それでも定価からすれば相当なサービス価格だった。コソ泥が出たということで、今度のバスまつりは売り方を少し変えるか、警備が強化される傾向になると思われる。
問題は買ったところで使い道がほぼ無い。鉄道用と違い特に前面は巨大なサイズで1本十数キロと重く、縦の長さも1.5m近くある。殆どが幕単体の販売で巻き取り機は滅多に手に入らない上に自分で配線を繋げなければならず、手で束ねながら回そうにも幕自体の厚さは1mmもないので破損しやすい。コマ数が多いと幕の全長は1000mを超え、奥の方はひたすら回さないと見ることすら出来ない。結果押し入れの肥やしになることが多い。