帝産バスのエアロスターK。自社導入車では今も何台か残っているが、こちらは1台しか導入されなかった南海バスの中古。これのあと帝産バスは南海バスから大量の中古が移籍するのだが、これはその中でもかなり初期の車両。中古車導入開始時期と南海バスでの廃車時期、更にベース車であるエアロスターKの生産時期、これらの偶然が上手く重なって1台限りの導入となった。
こっちは自社導入のエアロスターK。年式的にこの車両自体は既にもういない可能性が高い。自社分は窓が前期は写真の二段窓・後期は青い色つきの逆T窓＋後ろは折戸で、南海バスの無色引き違い窓＋後ろ引き戸とは印象が異なる。外観以外では、自社分はエアサスな代わりにシートが最近のバスと同じローバック、南海バスがハイバックシートな代わりにリーフサス、と一長一短。
