撮影写真より


神姫バスの58MC。初期の80年代前半から最後のKC-代まで、ほぼこの姿のまま導入され続けた。変わったのはマーカーランプ・マークのサイズ・フォグランプの形くらいで、窓のサイズはずっとこの高さが小さいタイプのまま。初期の頃は他の車種よりかなり近代的なスタイルだったが、末期になると特に純正のエアロスターに比べると最早化石のような古さだった。
神姫バスに残った最後の58MCは最近廃車になり、その直前には京都市バスからも全滅したため、これで関西で生き残っている事業用の58MCは大手からは全滅、あとはプリンセスラインバスの元阪急バスや南海りんかんバスなど、小規模事業者にごく僅か残るだけとなった。