京都市バス終点の風景「高雄」


よくバスのサイトに載っている終点の風景。これの京都市バス版があまりないので、何ならネタの穴埋めを兼ねてこっちがやってやろうということで新シリーズをぶち上げた。
一発目は紅葉で有名な高雄。ここにした理由は簡単、下手ながらたまたま写真があったから。次回以降はもっとまとも且つ多くの写真を載せる予定。
高雄は市内北部、国道162号線沿いにある集落。紅葉の他にも神護寺が有名で、付近には旅館・料亭も点在。しかし基本的には山奥なので商店は少なく、コンビニは数キロ山を下りた先にしかない。それでも紅葉シーズンには大量の車が押し寄せ、この辺りは山間の地区に相応しくないほど長い渋滞が起こる。
この高雄を終点としている市バスは8系統(四条烏丸〜高雄)。市バス唯一の山間系統であり、そのため運賃も張る。均一区間との境界で山道の麓に位置する福王子〜高雄間でも300円、四条烏丸から乗り通すとなると500円もする(市バスの全系統の中で最高運賃)。福王子〜高雄間はJRバス(京都駅発着)も並走しており、8系統が1時間に1便しかないのに対しJRバスは2便あり、合計3便と交通が不便という訳でもない。その代わり、JRバスでは磁気カード類は一切使えない。
高雄は市内でも割と北の方にあるにも関わらず、8系統の管轄は高雄から20km以上も離れた横大路営業所(阪急バス委託)。横大路に多く在籍する中型車で運行されることが多いが、かつては最寄りである梅津営業所が管轄しており、全便大型車だった。