京都市バス終点の風景「岩倉操車場前」

左京区の平野部では最北に位置する岩倉。そのメインストリートである宝ヶ池通り沿いに市バスの操車場がある。発着するのは5・31・65系統で、いずれもここから修学院道までという比較的長い区間で同じ経路を通り、またこの区間では他の市バスの路線とは接続しないため、路線図上では岩倉操車場前は袋小路の末端区間となる。

操車場最寄りの名も無き交差点を西へ見る。東西にまっすぐだった宝ヶ池通りはここから向きが斜めになり(写真左)、トンネルを抜けて北山通りに通じる。操車場は正面に見えている銀行の2軒奥にある。



名も無き交差点を東に見る。街路樹の両サイドには商店が多く、少し進めば国際会館や地下鉄国際会館駅もあり、利便性は比較的高い。



岩倉操車場前降り場バス停。かつてはここから更に西に進む系統があったため、標柱は降り場仕様ではなく通常の標柱。並行する京都バスは隣の国際会館駅をターミナルとしているため、ここは素通り(バス停名も「宝ヶ池通」)。



岩倉操車場前乗り場バス停。この近辺ではそれなりに多い、電照式・バスロケなしの標柱。




バス停名になっている岩倉操車場。比較的大きい詰所に加えバスも10台ほどは停泊できる。昔は烏丸営業所の管轄だったが、今は西賀茂営業所の管轄。