名神ハイウェイバスの車両2011

個人的にいつも利用している名神ハイウェイバス京都線。4社で共同運行というスタイルは長年変わっておらず、ここではその4社が運行している車両をピックアップ。
※11年当時の車両であり、現在の運行内容とは異なります。
基本仕様は4列シート(座席間アームレストなし)・最後部化粧室、つまりメーカー標準仕様。昔はテレビやサロン室などかなり特殊な仕様・装備が多かったが、今は全て無くなりごく普通の仕様になった。ただ現在でも、名阪近鉄バス西日本JRバスでは、昼行高速バスでは全国的に少なくなったスーパーハイデッカー車での運行が今も残っている。

名鉄バス

名鉄バスは名古屋中央営業所の担当。ほぼ必ずエアロバスが入り、エアロエースはまず運用されることはない。

一般的な仕様。窓は開かない。



元々運行していた旧名古屋観光日急名鉄観光バスからの移籍車。見た目は名鉄バス生え抜きと同じだが、こちらは窓が開く。



01〜02年式のみ、非常口が前に寄っている。このタイプの車両は最後部の座席スペースが他の席より広く取られており、指定席がこれの最後部の席に当たるとラッキー。

名阪近鉄バス

名阪近鉄バスは名古屋営業所の担当。日野しか保有していないので使われるのは初代セレガばかり、しかもその殆どが貸切からの転用車のため、シートピッチも狭く、また化粧室が付いていないので要注意。

ハイデッカーの一般仕様。貸切バスに運賃箱・『名古屋⇔京都・大阪』の文字・LED表示を付けただけ。



スーパーハイデッカーの一般仕様、基本的にこのどちらかが運用される。色と床の高さ以外はハイデッカーと同じ。




高速バスとして新造されたセレガRで、唯一化粧室付き。標準床仕様のため3種類の中で一番床が低い。現在はスーパーハイデッカーと同じ色に変更されている。

JR東海バス

名古屋支店の担当。01年式セレガRが全便にわたってほぼ集中的に投入されている。

標準床で内装もコストダウン仕様で、4社の中では一番安っぽい。シートバックのテーブルも付いていないので注意。

西日本JRバス

ダイヤ編成上、朝の京都発と夕夜の名古屋発の便を独占的に運行している。京都営業所の担当。

稀に他の車両が入ることもあるが、大半はこのエアロクィーンが入る。これも名阪近鉄同様元は貸切バスだが、後付けで化粧室が設置された。96〜97年式ばかりなので、年式的にそろそろ後継車両が入るかと思われる。