色々

1枚だけでは記事が作れないような写真寄せ集め。

日本交通から京都交通に渡ったリエッセ。中ドア後ろの絵は、今年福知山の名を全国的に広めた、市動物園のうり坊に跨がる小猿。この姿は猿の方が乳離れする年度末あたりになるともう止めてしまい見られなくなるため、市にとって観光客を売り込むチャンスは今しかない。


奈良交通いすゞ3扉車。日野の3扉車は大量に導入されたが反面いすゞは少なく、現存するのは88年式と93年式が3台ずついるだけ。パークアンドライドなどで新車をフル稼働していた平城遷都イベントが最近終わったため、写真の88年式は他の古参車同様この数ヶ月以内に廃車される可能性が極めて高い。

富山地鉄バスで空港リムジンバスに使われているブルーリボンシティハイブリッド京都市バスですらLEDを採用した今、国内で唯一方向幕を装備したブルーリボンシティハイブリッドといえる。

先日遂に乗車できた、奈良交通の八木新宮特急バス。日本一長距離な路線バスということはあまりに有名で、乗車記事など検索すれば幾らでも出てくるので敢えて色々書くこともないが、6時間半という時間を感じさせないほど面白い路線だった。偶然だが、国道168号線がメインルート且つ全停留所数も168箇所あるので、十津川村内で使える乗車券の名前も「168バスハイク乗車券」。ただこの路線は普通の路線バスと違い、要所要所で建設中の新道が開通するとそちらに移動し停留所も減らす*1ので、この偶然は今だけ。
車1台分しかない幅の道を、それも何時間も通るため、運転する側は相当の技術・忍耐力・いつ対向車が来ても無事故で対処できるほどのメンタルが要求される。よって奈良交通社内では夜行バスと同ランクに位置づけ、社内でもトップクラスのドラテクがないと乗務できない。また乗客側も乗り通す場合それなりに求められるものがあり、まず八木〜五條以外はほぼ全て山道なので酔わないように対策することが重要。食事する時間もなく、途中の休憩地でもコンビニなんてものはない*2ので、食糧も事前に買い込んでおく必要がある。

*1:一般の路線バス、特に山間部の場合は、沿線住民のことを考え新道やバイパスルートが出来ても旧道を通る

*2:五條にはサティが併設されているが、10分以内で買って戻ってこれるかは微妙。あとは十津川温泉に軽い売店があるだけ