撮影写真より


三重交通の松阪~熊野の長距離路線・熊野古道ライン専用車。片道4時間以上かかる、奈良交通の八木新宮線と並ぶ紀伊半島の長距離路線バス。元々の特急バスから一般路線バスへのリニューアルの際、車両がハイデッカーからノンステップに代わり、ハイバックシートやカップホルダーはあるものの、乗り通すには中々しんどくなった。
熊野古道ラインにはエルガハイブリッドが使われるが、これとは別に汎用の一般路線車としてブルーリボンハイブリッドもいる。両者はメーカーロゴ以外全く同じだが、日野が長くハイブリッドバスを販売しているためシェアはブルーリボンが圧倒的で、エルガの採用例は旧型の頃はそこそこあったが、現行モデルはあまり多くない。現行モデルで両方採用した例は更に少なく、三重交通川崎市営バスくらい。但し川崎市は公営故に入札で車種を決めており、これに日野・いすゞのディーラーが入札しているため、狙って両方入れたわけではない。