但馬・鳥取

せっかくだからこないだ行ったヤツもup。

90年代後半に全但バスに導入された路線バスは、どれも後部方向幕ケースが大型の京都市バスサイズ。しかし実際に使用されている幕のサイズは他社と同じような小型。車内側を見る限り、蓋からして幕と同じ幅だったため最初からこの幕サイズで使うつもりだったらしい。なぜガワだけわざわざでかくしたのかは謎。
この真ん中に写っているバスは、1年も生産されなかった希少型式「KK-LT333J1」を持つキュービックLT。重量の関係でエアサス(KL-LT233J1)とリーフサス(KK-LT333J1)で排ガス識別記号が違うのがミソ。エルガLTの型式末尾(開発順序記号)が1ではなく2になっているのはこのモデルがあったからが故。

銘板にもしっかりLT333J1の表記。車台のシリアルナンバーは当然1桁。



日本交通のMJノンステップ(9m)。通常は後ろに付いているはずのクーラーユニットが何故が真ん中に。薄型の側面LEDを装備したため戸袋にLEDがあるのも珍しい。



鳥取環境大学のスクールバス。BDF(バイオディーゼル)で走行しているバスだが、見ての通り車両自体は阪急バスの中古。窓下のマルーン色のラインを消した以外は車内とも殆ど阪急バス時代と同じ姿。



おなじみ砂丘ラクダが写っているが、このように背景に映り込む以外でラクダの写真は撮ろうとすると金を要求される。汚いさすが観光地汚い。


下の写真はそんな砂丘のほぼ同じ位置で撮影した2枚で、上は3年前に撮影。微妙に雑草の部分が増えている。草木が生えない乾燥した砂漠での緑化は普通はいいことだが、砂丘は雨が多く雑草が生えやすい環境なので、緑化されると観光資源が減り逆効果。定期的に草むしりを行っているらしい。