撮影写真より


10年以上も前に撮った阪急バスのLT。阪急バス唯一のキュービックは90年代後半に3年ほど連続で導入され、このうち98年式のみ運転席の換気扇が丸い。
阪急バスの路線車は、一部を除き運転席の真上に換気扇が付いている。原則として車体問わず全て四角で、これは運転席に換気扇を装備した他のユーザーも同様。後部の換気扇もかつては全て四角だったがのちに丸形になっている。このLTは運転席の換気扇も丸い数少ない事例で、翌年導入車はまた四角に戻された。
この628号車は阪急バスでは最後まで残ったキュービック。例によって末期は排ガス規制対象外である京都地区に移籍。阪急バスのキュービックは廃車後中古として他社に売却される例がちょくちょく見られるが、この車はミャンマーに輸出された。ほぼこの姿のままで使われている模様。