ここからは大阪〜名古屋間の乗り継ぎルートと重複。同じルートではつまらないので、一部以外は前回乗り継いだ大阪→名古屋とは違う路線に乗ってみた。
同区間はもう一つ路線があるが、時間の関係で前回と同じ路線に乗車。これも例によって区間の大半は1号線の旧道・旧東海道。補助金が増額していたりと、以前に乗車した際よりも更に状況が悪化している。
平田町駅から1号線経由で直接四日市に行く路線もあるが、以前乗ったためスルー。ここでは、もう一つ市内から四日市方面への路線が出ている椿大神社まで市のコミュニティバスを利用。コミュニティバスの中でも成功した部類&古参な方で、今月で運行開始から丸10年を迎えた。この時も一時座席が全て埋まるなどの盛況ぶり。
せっかくここまで来たので境内も見て回りたかったが、時間もなければ雨も激しくなってきたので、結局バス停に留まることに。この路線も120分間隔で1日5往復しかない過疎路線。着いた四日市で一度日を区切る。
四日市からは山城駅・伊坂台を経由するのが乗り継ぎのメインルートだが、もう一つ暁学園駅・桑名西高校を経由するルートがある。だが、この路線は平日1往復しかなく、四日市発は朝7時過ぎとかなり早い。実態は通学路線を兼ねた免許維持路線で、乗客の大半は高校生。
この時の車両はエルガ。日野ばかりの三岐バスの中で、いすゞはこのたった1台きりしかいない。
県立桑名西高校の授業日にだけ始業・終業時間に合わせて運行する、完全なスクールバス。実際、桑名側からは八風バスが運行する貸切扱いのスクールバスがあるが、こちらは普通に乗合で運行のため生徒以外でも乗れる。
さきほどと同じバスで引き続き運行。この路線だけ前乗り先払いで、途中停留所もなくノンストップ。桑名西高校は山の上にあるので学生以外が乗ることはまずなく、客は全員西高生。降車も校門に入った先、校舎のすぐ隣で降ろすというスクールバスっぷり。生徒以外が乗車するのはかなり勇気がいるかもしれない。
これも以前と同じ路線だが、乗車区間が異なる。この梅戸線は大半がこの桑名西高校が始発。
車両が以前と変わっており、かつて在籍した自社導入のイラストバスが殆ど姿を消し、親会社・三重交通からの大量のお下がりと入れ替わった。ナンバーも塗装もそのままだが、移籍の際に付けられた側面LEDのサイズが小さかったり、カードリーダーが撤去されたため三重交通のバスカードが使えなかったり(元々八風バスではバスカードは使えない)と、三重交通の車両とは多少の違いがある。