西部より通るバスが少なく、実質的に岡崎市内と豊橋市内しか路線がない。
名古屋市の境からここまでろくなバス路線がなかったが、岡崎市内で突然増える。しかしそれは市内西部の矢作川より東のことで、川から西は相変わらず少なく、この系統も2つ合わせても2時間に1便。しかも川を渡ってすぐ東側には、東海地方有数の渋滞発生地点である八帖交差点が待ち構えている。
- 岡崎公園前〜美川中学前(4.1km)
- 路線なし
1号線に路線はないが、すぐ北の道に多くの路線がある。旧東海道もすぐ北を通っているが、27曲がりと呼ばれるほど頻繁に右左折を繰り返す。
その北側の道を通っていた系統が1号線に合流するのがこの位置。しかし1キロほどでもう離れてしまう。
- 東美合〜元下地(25km)
- 路線なし
再びバス路線がなくなる。ほぼ全区間で名鉄に完全並走している区間なので元々必要なく、本宿周辺と旧音羽町内、国府駅周辺に僅かにあるだけ。
岡崎から次にまともに通る路線があるのは豊橋、それもかなり中心部に入ってから。
- 豊橋市役所前〜瓦町(1.8km)
- 路線なし
しかしまた路線がなくなる。だがこちらにはほぼ西半分となる市役所前〜東八町の間に豊鉄の路面電車がある。
豊橋駅と二川・県境方面との路線。二川付近で1号線・旧東海道とも一旦離れる区間あり。シンフォニアテクノロジー(旧神鋼電機)まではまだ便数があるが、そこから先は最近になって大きく便数が減り、現在は平日に1.5往復のみ。
- 一里山〜大倉戸口(6.1km)
- 路線なし
静岡県との県境。上記の豊鉄バスの区間含め、かつて豊橋駅〜新居町駅間には国鉄バス〜JRバスが浜名線として直通運行されていた。しかし越県路線は地域の繋がりがないために乗られなくなっていくのはここも例外ではなく、02年に全線が廃止。静岡側は新居町から途中の大倉戸口までしか代替されなかった。
静岡県内の1号線はバイパス化した区間が多く、ここも県境を越えた途端にバイパスに移行。旧道は県道と国道42号となっている。尚、途中の白須賀より湖西市役所方面行きの路線あり。