長大な国道1号線のうち、どれだけバスで行けるかを「ALPSLAB route」で辿ってみる。尚、バイパスはバス路線がないことが多いため極力旧道を優先する。
大阪側のスタート地点である梅田新道からまっすぐ東の蒲生4丁目までのルート。梅新からすぐ東の西天満からは大阪市バス36系統も並行しており、合わせると相当な便数となるためかなり乗りやすい。
- 蒲生4丁目〜守口車庫前(土居/4km)
- 大阪市バス35系統(杭全・地下鉄今里〜守口車庫前)
今里筋を北上し、大阪市と守口市の境である京阪本通1丁目交差点(太子橋今市)を越えてすぐの市バス守口車庫まで。
表記ルートのうち市役所から北半分は複数ある京阪守口市駅〜寝屋川市駅の路線が通るため比較的バスが多いが、南半分は1系統の一部と吹田〜守口の9系統だけ。うち9系統は南半分しか通らないため、この区間を通しで運行するのは1系統だけになる。土居まで寄るのは1時間に1便だけだし、大した距離でもないので歩けないこともない。
複数ある守口市駅〜寝屋川市駅系統のうち、この4系統はほとんどで1号線を経由。国道経由の割には30分に1便と便数も多め。尚、1号線の現道は途中の大日で寝屋川バイパスに移り、旧道は府道13号京都守口線となっている。
京阪バス運行のコミュニティバス。途中南西に延びているのは市民総合センターへ寄り道するため。かなり便数が少ない。
- 石津(石津北町交差点)〜東公園前(伊加賀緑町交差点/3.7km)
- 路線なし
この区間は寝屋川・枚方バイパスと外環状線がぶつかり、渋滞の名所となっている中振交差点が控えているため、経由する路線バスは一つもない。中振から南、木屋南〜木屋間の250mだけ上記のタウンくる寝屋川木屋ルートが通るのみ。ここからの枚方バイパスは京都の大手筋までの全区間でほとんど路線バスが通らない*1ため、これ以降では70年代に1号線の旧道となった府道13号京都守口線に沿う。
表記区間を全て走破する16系統は1時間に1便程度だが、京都守口線が淀川沿いになった枚方公園口からはドル箱路線の高槻・茨木〜枚方の路線が経由するため便数が大変多い。
完全に京阪電車に並走。特に便数も少なくない。
大半が何もない河川敷のため、距離の割に途中停留所がたった2つしかない。そのため交差点の最寄りも少し距離がある樟葉駅となる。84系統は1日4便しかないが、少し北の牧野北町バス停から出ている87系統は便数も少なくなく同じルートを通るためまだ使える。但しどちらも午前中までは逆回りしか運行しない。
- 樟葉駅〜納所町(8km)
- 路線なし
京阪間最大の難関。県境を挟む上に沿線には何もないため、全く路線がない。数年前まではバイパスを通って京都府内に入れた路線もあったが既になくなり、新旧1号線はおろか大阪〜京都間をバスで乗り継ぐルート自体、かなり離れた宇治〜宇治田原〜新田辺のルートただ1つのみが残っている。
*1:全18kmのうち、路線バスの経路は全て足しても3km程度