大阪→名古屋間乗継ぎ(1・大阪→奈良)

以前ここでルート策定していた、大阪〜名古屋間のバス乗継ぎをいよいよ実行するときが来た。既に同じルートを乗り継いだ他のサイトとだいぶ被ってるが気にしない。

大阪駅前(大阪市)→守口車庫前(守口市)・大阪市バス34系統
約30分200円/スルッとKANSAIカード・PiTaPa使用可能路線


トップを飾るのは大阪市営で最も便数が多い路線。かつての守口営業所の定番だったいすゞ+西工のバスに乗って大阪市を抜ける。
尚、奈良県内までは門真南→大和田→四條畷が最も近道だが、今回は守口→寝屋川→四條畷という少し遠回りなルートを選択。理由は単純、飯を食うところを確保したかったから。門真南駅の周りは何もないし、大和田駅も準急すら停まらないから何もないかもしれない、という勝手な意識。

守口車庫前(守口市)→京阪守口市駅(守口市)・徒歩
約1キロ・約15分


守口車庫から駅までは国道1号線を歩く。同じ区間を並行する京阪バスの路線がいくつかあるが、わざわざ乗るほどの距離でもないので省略。守口車庫(土居バス停)から直接寝屋川市駅に向かう路線もあるが、ここで腹が減ったのでやっぱり省略。

京阪守口市駅(守口市)→寝屋川市駅西口(寝屋川市)・京阪バス3系統
約40分250円/スルッとKANSAIカード使用可能路線


守口市駅寝屋川市駅を結ぶ路線は数種類あり、全て足すと10分に1便という高頻度だが、今回はその中でも2時間に1便と最も少なく且つ最も遠回りな3系統に乗車。高架のバイパスから狭隘路まで変化に富む路線。守口〜寝屋川の運賃は系統に関わらず全て250円。
車両はレインボーHRの9m車。HRの10.5m車やレインボーIIは大量に在籍しているものの、HRの9m車は京阪バスの中でも寝屋川支所に5台しかいないレア車。

寝屋川市駅東口(寝屋川市)→四条畷駅(四條畷市)・京阪バス33系統
約30分250円/スルッとKANSAIカード使用可能路線


この系統は1時間半に1便しかないため、乗車するタイミングが重要。かつては交野市駅枚方市駅からも四条畷駅への路線が通じていたが、いずれもここ数年で消えていった。尚、PiTaPaは守口〜寝屋川共々枚方以南では未導入のため使用不可。

四条畷駅(四條畷市)→田原台1丁目(四條畷市)・四條畷市コミュニティバス田原1ルート
約25分200円/スルッとKANSAIカード使用可能路線


四条畷駅と、山一つ越えた先にある田原台とを中腹にある清滝団地経由で結ぶ。163号線の旧道を経由するためかなり道路の傾斜が激しい山岳路線。ここの区間も複数の系統があるが昼間はこの田原1ルートがメイン。京阪バスが運行するものの、京阪バス1dayチケット(一日乗車券)は使えない。
車両は2009年3月製造というバリバリの新車。何故か下半分しか塗装されていない。

田原台1丁目(四条畷駅)→生駒駅南口(生駒市)・奈良交通86系統
約20分290円/CI-CAPiTaPaICOCA使用可能路線


(写真は79系統)
ここからは奈良交通。田原台と山の麓にある生駒駅を結び、山を下る途中で奈良県に入る。同社でも数少ない大阪府内の路線だが、越県路線の割に数種類ある系統を全て足すと15分に1便という高頻度路線。乗車した86系統は60分間隔、写真の79系統は30分間隔で運行。

生駒駅北口(生駒市)→学研北生駒駅(生駒市)・奈良交通189系
約20分360円/CI-CAPiTaPaICOCA使用可能路線


生駒地区と奈良地区の路線が繋がる唯一の系統。ダイヤが不定期で、1時間待って来ることもあれば数時間空くこともある。
終点の学研北生駒駅近鉄けいはんな線の駅。隣の高台には奈良交通北大和営業所がある。

学研北生駒駅(生駒市)→学園前駅(北・奈良市)・奈良交通128系統
約15分270円/CI-CAPiTaPaICOCA使用可能路線


生駒駅から直接奈良駅へ向かう系統もあるが、昼間しかないため夕方だった当時は既に終了。その代わり途中の学園前駅までは非常に便数が多く、系統だけでも8つ近くある。中でもこの系統は昼間でも10分に1便と最も便数が多い。

学園前駅(南・奈良市)→近鉄奈良駅(奈良市)・奈良交通48系統
約35分440円/CI-CAPiTaPaICOCA使用可能路線


この日最後の路線は、学園前駅から少し遠回りにJR・近鉄奈良駅へ向かう48系統。東坂バス停付近の道路と交差点の狭隘ぶりは見物。
大阪駅から近鉄奈良駅までの所要時間は8時間、運賃にして2300円程度。地下鉄と近鉄を使えば1時間もかからない。