京成バスシステムは、元々京成バスの貸切部門を分社したという経緯上、貸切バスと送迎などの特定輸送がメインであり、これらには新車も投入されている。
本八幡~コルトンプラザの送迎バスでは、京成貸切カラーのエアロミディ(SKG-MK27FH)が使われているが、このうち1台が一般カラーに変更の上で路線用に転用された。
バスシステム自社発注車は全て社番を使用した希望ナンバーであり、この車両は「習志野230あ7317」というナンバーであるが、路線転用の際にナンバーはそのままに1317に改番した。バスシステムでは7000番台が送迎用、1000番台が路線用としているため、元送迎バスということが一目で分かる。
逆にバスシステムの路線車は、この1317とポンチョを除き、全て京成バスのお下がりにつき古い車両が多く、ナンバーも他用途共々中古車は一般払い出しの「習志野200か/船橋200か」で統一されている。京成バス車は窓も透明であり、一方で送迎用はフルスモークが基本なので、その点でも1317は異彩を放つ。