撮影写真より


長崎本線の車窓からの長崎県営バス諫早発小長井方面行き。遠くに見えるのは普賢岳。途中には有名なフルーツのバス停がある。
この路線は長崎本線とほぼ並走しているが、その名の通り佐賀との県境である県界まで1時間に1便、途中の小長井駅・小長井支所までの便を合わせると平日は30分に1便という、地方の鉄道並走路線らしからぬ高頻度での運行。この区間長崎本線諫早肥前山口は、特急こそ30~1時間に1便はあるものの、普通列車は朝夕ばかりで、昼間は1往復だけ。しかも西九州新幹線が開通すると、この区間の特急は全て廃止になり、更に諫早~鹿島は電線も撤去されての非電化が決まっているため、廃線よりはましというほど今よりも更にローカル線と化す。バスの方がはるかに利便性が高い。
佐賀県側も、祐徳バスが県境手前の竹崎港~大浦駅~鹿島の太良線、祐徳神社~鹿島~肥前山口佐賀駅の佐賀線がそれぞれ60~90分に1便運行し、やはり普通列車よりもはるかに多い。数年前までは祐徳バスも県界バス停に乗り入れていたので直接乗り継ぎが出来たが、現在は20分ほど歩く必要がある。