秋田中央交通の富士8E。8Eの車台はいすゞのLR・UDのRMが存在し、秋田中央はどちらも導入。運転席側からだと、LRはエンジン通気口が「凸」みたいな形なので見分けがつくが、ドア側だとLR・RMとも殆ど同じ。これはいすゞ(KC-LR233J)。
一応僅かに違いがあり、一つはフロントオーバーハング。前輪フェンダーと前扉の隙間が殆どない。RMだと若干広く、西武グループだとこの部分に縦書きで一般と入れるが、LRのこの隙間だとそれすら書くスペースがない。もう一つ、給油口と思われる蓋が扉の間にあり、RMにはこれがなく運転席側にある。
尚、生産数はLRが事実上KC-LRの頃しか生産されなかったため、圧倒的にRMの方が上。LRの8Eの新車は、いすゞ+富士重工の組み合わせが強い首都圏で大多数が導入され、その中古が全国にばら撒かれた。