撮影写真より


東海バスの最近の運賃箱は臨港バスの中古。バス車体の中古はさもあれど、運賃箱は廃車になっても後継に使いまわすので、中々中古品は出てこない。臨港バスでは最近運賃箱の入れ替えが実施されたため、まとまった数が手に入った模様。ICカード用のアンテナや、今や懐かしい感もするバス共通カードの投入口跡がステッカーまでそのまま。無論東海バスICカード導入予定は全く無く、ハード面はこのように中古で揃えられても、そういうわけにはいかないソフト面の整備でかなりの費用がかかる。側面の運賃表示も均一運賃用なので、距離制の東海バスでは使わない装備。
尚、臨港バスからの中古バスそのものは存在しない。小田急グループである東海バスの現在の中古バスは、同じ小田急傘下の小田急バス・神奈中に限定されており、京急グループである臨港バスからは運賃箱だけの供給に留まる。