撮影写真より


福島県双葉町の双葉駅近くに、震災で一躍有名になった伝説の看板”原子力 明るい未来のエネルギー”があった。撤去の際には作者自身が反対署名を集めたほど。近くの伝承館にごく一時期だけ展示されていたが、間もなくレプリカに差し代えられ、実物は非公開になった。
元あった場所の付近には制限区域解除後にアパートが建ち、管理する不動産屋の広告には、看板が残っていた当時の写真が掲げられているが、何の説明もないところに、見れば分かるので言葉はいらない、といった感がひしひしと伝わる。