高野山へは車以外は南海電車+ケーブルカーでしか行けないイメージだが、実はふもとまで通っているバス路線や、乗り換えてふもとまで行けるバス路線がある。こちらは直通で通っている路線。
関西空港〜高野山(関西空港交通)
関空から直接高野山に乗り入れる。リムジンバスの一種だが、狭い国道480号線を通るため、関空のリムジンバスで唯一小型バスで運行、このため道の駅での途中休憩もある。山道を通るリムジンバスは他にそうそう無いのでユニーク。
昨年の運行開始時は、冬期は運休・他の時期は毎日1往復運行ということだったが、今年は何らかの事情で春になっても運休のままだった。今月の15日からようやく運行再開となるが、やはり冬期は運休なので11月いっぱいで終了となる。同時にダイヤ改正も行い、昨年に比べて往復とも1時間ほど遅くなった。
片道2000円で、ウィラートラベルのサイトから予約すると1800円になる。但し座席は自由席なので指定されず、また決済はクレジットカードのみ。
マリーナシティ・海南〜高野山「高野マリンライナー」(大十バス)
県都・和歌山市と高野山を直通する唯一の路線。といっても駅ではなく南部の和歌山マリーナシティ発着で、そこから海南・登山口と運行する大十バスの路線に沿って運行。快速タイプで、停車する停留所は限られているが、どこでも乗降は可能。
マリーナシティ・海南〜高野山間は2000円。平日運休・土日祝のみの運行に加えやはり冬期運休。マリーナシティ〜高野山間は2時間かかるが、送迎で使うようなマイクロバスでの運行+登山口〜高野山の国道370号線は険しい山道なので、乗り物に慣れていないと少しきついかも。逆にバス趣味的には、2時間も山道をマイクロバスで行く路線は他に中々無いので面白い。