18きっぷ使用記録(三ノ宮→広島)

2回目の18きっぷは、最近あまり行ってなかった西方面に、ということで広島を目指した。今回もまた直行ではなく途中下車して並行している路線バスを使う区間が多々ある。前回の松本→京都に比べると半分程度の距離しかない。
元々はバスの時間の関係や移動時間短縮のため、前日に阪急とJRを使って姫路からのスタートにする予定だったが、この場合だと途中で1時間以上待つ区間があり、又阪急は株主券で結構安く移動出来るものの三ノ宮〜姫路間の通常運賃は900円近くと中々バカに出来ない値段なので、待ち時間を移動時間に変えるため三ノ宮発に変更。

三ノ宮→西明石

発駅を遠ざけた結果始発に乗ることとなった。当然ながら新快速など早朝には無く各駅停車。この電車は高槻始発だが、始発にも関わらず日中の普通並に結構多くの人が乗っている。

西明石→姫路

15分の待ち合わせ。これも各駅停車だが、車両は本来は新快速用のもの(223系)。姫路発の新快速の送り込み運用だろうか。30分程度でもう到着。

姫路→岡山

この時期はかなり混雑するということで、今回最も懸念していた区間。元々姫路を起点にしていたのはここを早い内に通過することが最大の理由だった。当初の計画から30分ほど遅れさせたわけだが、思っていたほど混んではいなかったものの、席はほぼ埋まった。
管轄支社が変わるので車両は一気に古くさくなったものの、内装はさっきの新快速用とあまり変わらない程度に改装されているので古さは気にならない。この列車は1日2便しかない、岡山や備後を縦断する三原行きで、姫路から三原まで3時間かかる。これに乗りっぱなしでもいいが、今回は時間調整やバス撮影もしたいので岡山で途中下車。

岡山→福山

30分ほどの待ち合わせ。今度は改装前の電車がやってきた。さっきの電車は岡山県内に入ると徐々に客が増えていったが、こちらは倉敷で一気に減ったあとは特に増えたり減ったりしないまま。これも糸崎・三原方面行きだが福山で途中下車。

福山→尾道

ここから鞆鉄バスを利用。幹線国道経由でほぼ完全に並行する、という昔のパターンの路線バスがまだ残っているが、既に数時間に1便しか運行せず、この時の乗客も尾道駅手前以外は2〜3人といったところ。国道2号線を通るバス路線はかなり減っているが、広島県内はまだそこそこ残っている方。

尾道→三原

この区間もバス。途中の登山口まではおのみちバス、先はまた鞆鉄バス。昔は直通便があり、今は転回場で発着している登山口バス停も近くの国道沿いにバス停跡が今でも残っている。おのみちバス側は割と利用があったものの、鞆鉄バス側は2〜3人だけで、分割された理由がよく分かる。尚、福山〜尾道共々、以前既に乗車したことがある路線。

三原→西条

再びJRに戻る。この区間も以前は芸陽バス国道2号線経由の路線を持っていたという。既に昼下がりなので客入りはまあまあといったところ。

西条→八本松

またまたバス、今度は芸陽バス。これもまた2号線経由だが、そんなに距離は長くない。本来なら西条〜広島というかなりの長距離路線だが、直通便は1日2〜3便だけ、しかも昼で終わり。だが土日に八本松で乗り換えながら広島まで行ける便があるため、今回はこれを使った。

八本松→広島

八本松駅に着いてもバスがいない。しばらくするとさっき乗ったバスがそのまま乗り場に移動し広島行きに早変わり、また再び同じバスに乗るという気まずい目に遭うこととなってしまった。しかも車両が長距離路線に向かないHRモヤシ、その上車内放送が機械音声でイライラする。当初は広島駅で降りるつもりだったが、雨が激しくなってきたので濡れずに降りられるバスセンターまで乗り通した。
結局JRに乗った区間が三ノ宮→福山・三原→西条しかなかったので、ついでに可部線にも乗る。

広島→可部

部分廃線で都市型路線に変貌した可部線。電車は古いわ単線だわ無人駅が多いわなローカル線臭さと共に、距離の割りに駅の多さや利用客の多さといった都会な面も持ち合わせる。ちなみに並行しているバスの便は可部線より遙かに多く、ほぼ一日中数分間隔でバスが来る。