今回は兵庫⇔大阪。あまり多そうなイメージがないものの、能勢から淀川河口付近まで意外と多い。
能勢電鉄山下駅と能勢町を結ぶ。能勢町側は能勢の郷・口山内・能勢センターと3方面全てが経由する、町役場付近の能勢町宿野の4つの起終点がある。能勢センターからは亀岡方面のバスが近くの京都府境を越えた先から発着。
便数は全て合わせて1時間に1便、うち口山内便は平日のみ。この他能勢町内からは妙見口駅(豊能町)方面の路線も県境を越えるが、数キロで再び県境を越えて大阪府内に戻るので除外。
一応県境越え路線だが、平日に1往復しかしない免許維持路線のため使い物にならない。免許維持路線ということで以前ここでも取り上げた。
国道176号経由。系統番号が設定されておらず、シャトルバスという扱いになっている。そのため宝塚市外の停留所が極端に少ない。
ひたすら国道171号線を通り、阪急神戸線と宝塚線の主要駅を結ぶ。だが渋滞が少なくないらしく、昼間は2時間に1便しか運行しない。豊中発着は1日1往復だけ。
伊丹〜豊中間の輸送の他、豊中方面からイオンモールへの買い物客にも需要がある。空港をくぐる地下トンネルを通るのも特徴(トンネル途中に県境がある)。
市バスでは珍しく県境越え路線を複数持つ伊丹市営。中でもこの伊丹〜空港は伊丹市営の中でも看板系統の一つ。大半のルートは上記阪急バス伊丹〜豊中とほぼ同じ。
ほんのごく数十メートルだけだが、終点に指定されているので記載。終点はその名の通りごみ焼却場の余熱利用施設で、焼却場共々伊丹市と豊中市が共同で運営。東側は阪急バスが曽根駅からの路線を運行。
梅田発着の11系統は大阪駅周辺のバス路線で唯一県境を越える。便数は江坂発着の24系統と合わせると1時間に2便と少なくない。
以前は1時間に1便が梅田から発着していた。だが今や土日に1往復しかしない免許維持路線に成り下がった。
国道2号線経由。以前は便数も多く宝塚発着も設定されていたが、ダイヤ改正のたびにどんどん減っていき、今や甲子園発着は1日数便、浜田車庫発着と合わせても2時間に1便程度までに減ってしまった。阪神バスは均一運賃を導入しているので、甲子園〜野田は阪神電車よりも安い。