名古屋→京都間交通比較・JR編

昨日までのとは逆の区間。時刻以外の文面はほぼコピペ。

新幹線

最も早いのが新幹線。所要時間は、ノンストップであるのぞみと一部のひかりで36分、米原岐阜羽島に停車する一部のひかりとこだまでも52分と、どちらも他を圧倒。
現在の始終発時刻は以下の通りで、始発なら京都に7時前に着き、最終なら名古屋に23時前まで滞在することができる。

名古屋6:20→(のぞみ95号/名古屋→博多)→京都6:55
名古屋22:57→(のぞみ269号/東京→新大阪)→京都23:31

通常運賃は以下の通り。もちろん早い分運賃は張り、自由席でさえ在来線運賃のほぼ倍。

のぞみ・ひかり・こだま自由席…4930円
ひかり・こだま指定席…5440円
のぞみ指定席…5640円
ひかり・こだまグリーン車…7600円
のぞみグリーン車…7800円

そこで利用したいのが各種のお得なきっぷ。こだま専用のツアープラン「ぷらっとこだま」は、ワンドリンク引換券も付きながら、指定席が4100円と1000円以上も安くなり、更にグリーン車も通常の指定席並みの5700円で利用可能のため人気が高い。但し乗車券ではなくツアー形式のため「みどりの窓口」などJRの駅窓口では取り扱っておらず、JR東海ツアーズなどの旅行会社で発売。繁忙期は割高になり、主に年末年始やお盆などでは指定席が+800円、グリーン車が+200円の設定になる。又、必ず前日まで予約(ネットは5日前まで)・変更は不可(取り消し扱いで、手数料が発生する場合あり)ツアー特有の制約もある。尚、名古屋〜新大阪間のこだまは現在1時間に1便しかないためこれにも注意。
ぷらっとこだまの対象便であるこだまの始終発時間は以下の通り。朝は7時台に3便運行されているがこれは指定できず、指定便は8時47分発の697号からとなる。逆に終発は、新大阪方面のこだま自体の最終である22時17分発の683号まで指定可能。

名古屋8:47→(こだま697号/三島→新大阪)→京都9:38
名古屋22:17→(こだま683号/東京→新大阪)→京都23:11

ほかにも、新幹線には各種回数券がある。指定席用の回数券は3種別全てで利用できるのに、1枚当り4930円(×6=29580円での発売)とお得。こだまのグリーン車専用の回数券というのも存在し、1枚当り5940円(×4=23760円での発売)で利用できる。回数券類は金券ショップにも流れているので、上手くいけば1枚だけのバラをこれらとほぼ同額で入手することも可能。但し、主にゴールデンウィーク・お盆・年末年始に使えない日が設定されているので注意。

在来線乗り継ぎ

安く移動するといえば在来線。名古屋〜京都間は全線を東海道本線で移動することになる。直通列車なんてのは当然なく、必ず大垣か米原で乗り継ぎが発生し、大半の時間帯ではこの両方での乗り継ぎが強いられる(米原では全列車同一ホームで乗り継ぎ可能)。所要時間もばらつきがあり、2時間と10分以内で済むこともあれば、2時間半以上かかることもある。
始終発の時間は以下の通り。データイムも基本的にほぼ同じような乗り継ぎ内容。大垣〜米原東海道本線で最も過疎な地域で、普通列車30分ヘッド&全列車各停のため時間を食われやすい。この影響で、平日・休日とも最終は米原で30分近く待たされることになる。

名古屋5:47→(普通/名古屋→美濃赤坂)→大垣着6:26/発6:28→(普通/大垣→大阪)→米原着7:04/発7:19→(新快速/長浜→網干)→京都8:14
名古屋21:30→(新快速/豊橋米原)→米原着22:35/発23:05→(普通/長浜→京都)→京都0:14
名古屋5:49→(普通/名古屋→大垣)→大垣着6:26/発6:30→(快速/大垣→姫路)→京都8:21
名古屋21:30→(新快速/豊橋→大垣)→大垣着22:01/発22:03→(普通/大垣→米原)→米原着22:39/発23:05→(普通/長浜→京都)→京都0:14

運賃は2520円。券売機では発券できないため、みどりの窓口での発券となる。片道距離が100キロを超えているため、学割も利用可能。但しICOCATOICAなどのICカードは、エリア外の区間(柏原〜醒ヶ井)を含んでいるため一切利用できない。