撮影写真より



氷見市街地の加越能バスのバス停(氷見中央・氷見本町)
論田/熊無/三尾/坪池/触坂/桑の院/吉懸/脇/磯辺、と色々行先が書いてあるが、氷見市内方面への加越能バスの路線のうち、残っているのは脇と氷見市民病院のみで、他は平成後期に廃止され、代替として現在は市が援助する形で各地区にNPO法人が設立され、”交通空白地有償運送”の名目でバスを運行している。6路線存在するが全て会員制であり、運賃の代わりである会費を払った地元住民でなければ乗れない。
尚、氷見中央の標柱に、ボロボロになった時刻表が入ったままだが、これはNPOバスの前身として氷見市が市営バスとして運行していた「磯辺線」のもので、この頃は誰でも乗れたが、スクールバスと兼用だったため、子供の減少に伴いNPOバスに切り替えられた。運行していたのは'05年までだったため、少なくとも20年はこの標柱に入ったままということになる。