草津市の滋賀医大東側にあるこの道。一見ただの道だが、実際は分離帯が付いた片側2車線分の幅がある道で、草に埋もれた部分にも道路がある。照明だけは既に分離帯に設置済。
この道路自体は500mほどしかない。それだけのために4車線にするのは妙と思い、草津市の都市計画図を調べたところ、この道路は北側の突き当りから北西方向に延び、国道1号線を横断して県道大津草津線に接続する計画があった。北側突き当りから名神を越えた先に、マンションと住宅地に挟まれた森のような空間があるが、これがまさに道路用地。しかしここ以外では殆ど用地は確保されておらず、せいぜい国道1号線の接続予定地(マルハン草津店前)と、県道に接続する交差点の妙に広いガソリンスタンド(エネオススーパーセルフ近江大橋SS)くらい。加えて、途中で横断するバイパスは予定地の部分だけ高架の橋桁が減っているが、他の名神高速・東海道線ともに高架ではないため、どちらも横断にはアンダーガード必須。用地確保の進捗率の低さといい、全線開通はほぼ不可能なレベル。
尚、南側の突き当りは最近になって「滋賀ダイハツアリーナ」への取り付け道路が出来たが、歩道を横断する形になるため、この道路の延伸ではなくただのアリーナ側の私道。