宇治橋の西側にある府道向島宇治線の迂回路。一時的に見えるが恒久的な迂回路。
元々は宇治川沿いに直進して宇治橋西詰につながっていたが、西詰交差点すぐ北に奈良線の踏切があり、渋滞のネックになっていた。奈良線複線化工事もあることから、府道の西側の森になっていたエリアに道路を通し、ついでにこの部分が元々高架になっていた奈良線をくぐることで踏切を無くすことに成功。しかしこの迂回路も、用地買収にかかる家1軒がゴネていたのか、この家をよけるための微妙なカーブを付けた形で暫定開通。その家もしばらくすると立ち退き、その2軒隣にある一部分だけ微妙に用地にかかる家も減築する形で削ったため、高架の前後だけだが間もなく片側2車線で整備される予定。
旧道は踏切を廃止にし、複線化で新たに敷設された線路は最初から踏切はないため、踏切前後の住民以外は原則的に通行止めになり事実上の廃道。踏切のすぐ北には、旧・京阪宇治バスの宇治橋西詰バス停跡が存在したが、複線化の整備工事で消滅した。
