今も放置される桃花台線の廃線跡。今年で廃線から15年となるが、大多数は今も放置されたまま。桃花台センター駅も廃線時から殆どそのままというこのありさま。隙間から木が生えてきて普通に成長している。「桃花台線」という名前は、世代によっては新交通ではなく、名鉄バスの名古屋~小牧の高速バスをイメージする層がいるかも。
終点の桃花台東駅はループ部分を残し数年前に撤去。最近になって、起点の小牧駅でようやく駅舎ごと撤去工事が始まり、桃花台東駅のループ線の撤去も予定されているが、工事されているのはまだごく一部に過ぎず、特に国道155号線沿線~桃花台センター駅は手付かず。撤去費用は100億以上かかり、小牧市単独ではとても賄えないので県の事業として行っているが、それでも完全撤去は全く見通せない。桃花台センター駅前後のみ高架でなくなるので、ここだけはあまりかからず済みそうだが…。