撮影写真より


国際興業バスが先陣を切った、PASMOバス特の廃止。当初はここだけ廃止で、未だに残っている回数券で代替と思われたが、その後次々と廃止表明が続出。既に廃止した国際興業以外の各社はこの年度末前後で一斉に廃止になり、そもそも回数券なんてとっくに廃止した事業者ばかりのため、大多数は4月以降は何の割引も無く、せいぜい一日乗車券か定期券程度。
そんな中でこの臨港バスはまだ廃止表明はない。バス特ステッカーも、廃止表明事業者の中にはもう剥がされている車両が発生しているため、近日中で見納め。臨港バス以外の残りの未表明は都営バス・横浜市営の2公営と、神奈中・東急・京急・京成・京王・箱根登山とかなり限られたが、京成は他グループに廃止事業者があり、京王は未表明ながらステッカーが無いバスが続出しているため廃止濃厚。小田急グループの神奈中と箱根登山バスも、同じグループの小田急バス立川バスが廃止表明したので微妙。神奈中はバス特の元ネタともいえる、バス共通カードの原型を自社バスカードで構築した、まさに元祖だがどうなるか。そもそもこの3月末前後で全社一斉に終了する可能性の方が高いと思われる。そしてその流れは他地域にも波及し、ICカードの割引サービス廃止の波が一気に押し寄せる…となる可能性も十分捨てきれない。