撮影写真より


旭川~新千歳の高速バス「たいせつライナー」宣伝ラッピングバス。新千歳空港は日本各地に就航している反面、旭川空港は国内定期便が羽田と中部しかない。羽田・中部以外から旭川となると、新千歳に着いてから一旦札幌に向かい、そこから高速バスか特急に乗り換えor羽田で乗り継ぎというパターンとなるが、このバスだと手間が省ける。飛行機の乗り継ぎ利用を見越してなのか、旭川発は午前中まで、新千歳発は午後以降となっており、約3時間という中距離+予約制だが事実上のリムジンバス。
運行はこのバスと同じ旭川電気軌道なので、自社の宣伝をラッピングしているということになる。というのも、この車両は神奈中からの中古車を塗装も変えないまま使っており、屋根の上は神奈中の黄色がそのまま。出入口の幕やLEDまで使いまわし、車内は殆ど神奈中のまま。塗装や装備を変える手間・広告を募集する手間を省いた結果。